脱毛をしている方なら、一度は「毛周期」や「施術の間隔」について聞いたことがあるかもしれません。ですが、「毛周期とは何か」「どのくらい施術の間隔を空けるのか」など疑問も多いはず。
そこで今回は、毛周期や脱毛の適切な間隔について詳しく解説していきます。
脱毛に通う上で基本の知識となるので、よく学んで効果的な脱毛をしましょう。
毛周期って何?なぜ脱毛は間隔を空けるの?
「毛周期」とは、簡単にいえば毛が生え変わる周期のこと。「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間があり、毛は基本的に数か月単位で生え変わっています。
施術の間隔を空けなければならない理由もこの周期にあるので、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

毛が生えてくる成長期
成長期は毛が生えてくる期間を指し、毛根から成長し始めた毛は皮膚の外側に出てある程度の長さになると止まります。
そして、脱毛によって効果を実感できるのがこの成長期の毛。
脱毛機器は毛の黒いメラニン色素に反応して発毛組織にダメージを与えるため、毛が活発に生えている状態でなければ効果が出にくいのです。
ですが、全ての毛が同じ周期で生え変わっているわけではなく、一度に生えている成長期の毛は全体の15%ほど。
そのため、15%の毛を脱毛したらそのとき生えていなかった毛が成長期に入るのを待って繰り返し脱毛をしなければなりません。これが、施術の間隔を空けなければならない理由です。
毛が抜ける退行期
成長期の次に来る退行期は、毛が抜ける期間のこと。退行期には、発毛組織の機能が弱まって毛の成長が停滞します。
また、毛のメラニン色素が薄くなるため脱毛機器が反応しにくいのも退行期の特徴。
既に毛が抜け落ちてしまっていることもあるので、退行期の毛に脱毛効果は期待できないと考えておきましょう。
間隔を空けずに短期間で脱毛しようとすれば、こうした効果の薄い毛が多いときに施術を行うことに。全く効果がないとはいえませんが、脱毛にかかる料金や時間を考えるとかなり非効率的です。
毛が生えない休止期
退行期が終わると、毛根は休止期に入ります。休止期は、毛が抜けきって成長も止まった状態。休止期に入ると、数か月間は毛が生えてきません。
毛が生えていないため脱毛機器がメラニン色素に反応することもなく、休止期の毛穴に当てた照射は無駄になってしまいます。
次に来る成長期まで間隔を空けて、効果的なタイミングで脱毛をしてくださいね。
脱毛の間隔はどのくらい空ける?

では、具体的に脱毛にはどのくらいの期間を空ければよいのでしょうか。
医療脱毛でもエステ脱毛でも、最初は2か月ほど施術の間隔を取ります。ただし、施術回数を重ねて毛が薄くなってきたら空ける期間を徐々に伸ばしていきましょう。
この際、医療脱毛とエステ脱毛では毛が薄くなるスピードが違うため期間を伸ばすタイミングも変わってきます。
医療脱毛なら施術5回目くらい、エステ脱毛なら施術10回目くらいが間隔を変えるタイミング。
空けるべき施術の間隔
| 施術回数 | 医療脱毛 | エステ脱毛 |
|---|---|---|
| 1~5回目 | 2か月 | 2か月 |
| 6~10回目 | 3か月 | 2か月 |
| 11回目~ | 半年 | 3か月 |
医療脱毛は10回も施術を重ねればかなり毛が減っているはずなので、しぶとく残りがちなVIOなどの毛周期に合わせて半年ほど期間を空けてもよいでしょう。
ただし、厳密には個人差があるので、スタッフとよく相談しながら決めていくことをおすすめします。
脱毛の間隔を空けすぎたり短すぎるとどうなる?
前述したように、脱毛で空ける適切な間隔は2~3か月。
ただ、キャンセルなどで次の施術まで期間が空きすぎてしまうこともあるでしょう。また、1か月ごとに施術を受けられるサロンやクリニックもよく見かけます。
では、施術の間隔が空きすぎたり短すぎると実際にどのような影響があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
脱毛の間隔が1週間~2週間しか空いていない
脱毛で早く効果を実感したい方の中には、1週間や2週間など1か月足らずで次の施術を希望する方もいます。ですが、これではむしろ脱毛効果が低下することに。
脱毛をすると、2~3週間が経ってからダメージを受けた毛根から毛が抜け始めます。脱毛後すぐに効果が出ないからといって焦らず、数週間は様子を見ましょう。
さらに、脱毛をしてしばらくは肌が敏感になります。あまりにも頻繁に脱毛をすれば、重度の肌トラブルを起こしたり慢性的な敏感肌になってしまう可能性も。
数週間単位で脱毛を繰り返すのは避けた方がよいでしょう。
脱毛の間隔が1か月しか空いていない
脱毛のサロンやクリニックには、1か月ごとに施術を受けられるところが多くあります。
確かに、数週間しか間隔を空けない場合に比べると肌への負担はかなり小さくなるでしょう。
ただ、2~3か月空ける場合に比べて脱毛効果は低下します。
1か月ごとの施術で脱毛が早く完了するとうたっているサロンやクリニックもありますが、早く完了するのは脱毛プラン。頻繁に脱毛すれば毛が早くなくなるということではないので、注意してください。
脱毛の間隔が4か月以上空いてしまった
間隔が短いと毛が成長期に入らないのに対し、間隔が長すぎると毛の成長期を逃してしまいます。基本的には、定期的に通うことを心掛けましょう。
ただし、毛周期もきっちり一定ではないため1〜2週間程度であれば施術の遅れは問題ありません。体調がすぐれないときや生理がかぶりそうなときは、無理せず早めに延期してくださいね。
また、施術回数を重ねて毛がかなり薄くなってきている場合は毛が残っている部位の毛周期に合わせて4ヶ月以上間隔を空けることも。
施術の間隔を伸ばす時期については、クリニックと相談しながら決めていくのがおすすめです。
脱毛の間隔が半年以上空いてしまった
妊娠や留学などさまざまな理由で、脱毛を半年以上お休みすることもあるでしょう。
定期的に通うことが大切だとはお伝えしましたが、一度終えた脱毛の効果がなくなるわけではありません。半年以上間隔が空いても、また定期的に通い始めれば大丈夫です。
ただし、サロンやクリニックによっては脱毛のプランに有効期限があることも。脱毛を休止する前にスタッフによく確認しておきましょう。
一方、施術回数を重ねると発毛状態や毛周期の関係であえて半年ほど間隔を空けることもあります。
ただし、これは脱毛完了間近の例なので、伸ばす間隔についてはスタッフと相談しつつ決めていくようにしてください。
もっと脱毛効果を高めたい!間隔を空ける以外にできることは?
ここまで施術の間隔を空けることで脱毛効果を実感できるとお伝えしてきましたが、せっかくならさらに脱毛効果を高めたいですよね。
以下に脱毛効果を高める方法をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛効果を高める方法
- 脱毛前後だけでなく日頃から保湿を心掛ける
- 日焼けや黒ずみをつくらないように注意する
- 生活習慣や食事の栄養バランスを整える
- 脱毛テープや毛抜きなど毛を抜く自己処理をしない
- 脱毛効果の高い医療脱毛で脱毛をする
- 実績や設備に注目してクリニックを選ぶ
肌が潤っていて柔らかいと光やレーザーが発毛組織に届きやすくなり、脱毛効果が高まります。脱毛の前後だけでなく日頃から保湿を心掛け、内側から潤いのある肌を保ちましょう。
また、重度の日焼けや黒ずみがあると照射の出力を弱めたり照射を避けることの繋がります。UV対策や摩擦が起こる行為に気を付け、肌が万全な状態で施術を受けてください。
肌や毛の健康に関しては、食事や生活習慣も大切。これらをおろそかにして代謝が乱れれば、毛周期に影響が出ることも。たんぱく質やビタミンを欠かさず、規則正しい生活を意識しましょう。
自己処理については、毛を抜く行為を避けること。脱毛機器は毛のメラニン色素に反応するため、毛を抜くと脱毛機器が動作しません。脱毛前にはシェーバーで自己処理をするのがよいでしょう。
最後に、脱毛効果を重視するのであれば医療脱毛がおすすめ。以下にその理由をまとめました。
医療脱毛がおすすめな理由
- 医療脱毛は医療機関と認められているからこそ強い照射が可能
- エステ脱毛に比べて効果が高く脱毛の完了も早い
- 発毛組織を破壊して永久脱毛の効果を期待できる
ただし、医療脱毛クリニックもさまざま。悪質なクリニックを選べば、照射漏れがあったり照射の出力が適切でないなんてこともあります。
そのため、クリニックを検討する際には実績も踏まえて考えることが重要。
次の項目で効果に信頼のもてる人気のクリニックをご紹介しているので、医療脱毛が気になる方は要チェックです。
毛周期に合わせた施術間隔で効果的な脱毛を!

内容のまとめ
- 毛が生え変わる周期のことを毛周期と呼ぶ
- 毛が生えてくる成長期は脱毛に適している
- 毛が抜けて成長が止まる退行期や休止期は脱毛に適していない
- 成長期の毛は全体の一部なので毛が成長期に入るのを待って脱毛を繰り返す
- 部位ごとに毛の周期が違うので全体で成長期の毛が多いときに脱毛する
- 施術の適切な間隔は2~3か月で施術回数や毛の薄さによって期間を伸ばす
- 間隔は短くても空きすぎても良くないがすぐ定期的に通いなおせば問題ない
- 脱毛効果を高めるには肌を健康に保つことや医療脱毛で脱毛を行うことが有効
毛周期とは毛が生え変わる周期のことで、「成長期」「退行期」「休止期」といった期間があります。このうち脱毛に効果的なのは成長期の毛で、退行期や休止期の毛に脱毛効果は期待できません。
ただし、一度に生えている成長期の毛は全体の15%ほど。一度脱毛をしたら、そのときに退行期や休止期だった毛が成長期に入るのを待って脱毛を繰り返すことが重要です。
この際、部位ごとに毛周期が異なるため、特定の部位の毛周期に合わせるのではなく全体で成長期の毛が多い時期を見計らって間隔を空けます。
空けるべき具体的な期間としては、2~3か月程度。施術回数を重ねて毛が薄くなってきたら、空ける期間を伸ばしましょう。
脱毛効果は毛の周期で変わります。適切な間隔を空けて効果の高い脱毛をしましょう。



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