若者を中心にすっかり浸透した脱毛ですが、「実際に効果はどれくらいあるのか」「効果はいつから出るのか」など、脱毛の効果に疑問を抱いている方も多いようです。
そこで今回は、脱毛に通い続けた筆者の経験をもとに、医療脱毛や光脱毛で効果が出る回数を解説!効果アップの裏ワザもご紹介するので、お見逃しなく!
医療脱毛・光脱毛は何回目で効果が出る?
早速、医療脱毛とエステ脱毛に必要な施術回数と効果をみていきましょう!
ただし、毛質や肌質によって効果の出方には個人差があります。あくまで目安として参考にしてみてくださいね。
医療脱毛の施術回数と効果
| 施術回数 | 期間 | 脱毛効果 |
|---|---|---|
| 1~2回目 | 2~4か月 | 全体的にあまり大きな変化はない |
| 3~4回目 | 6~8か月 | 部位によっては毛が少し薄くなり自己処理の頻度が減る |
| 5~6回目 | 10か月~1年 | 全体的に毛が薄くなり自己処理の頻度が減る |
| 7~8回目 | 1年2か月~1年4か月 | 部位によっては毛がほとんど生えてこなくなり自己処理がほぼ不要に |
医療脱毛で効果が出始めるのはだいたい3回目。脇や脚などは効果が出やすい部位なので、この時点でも高い脱毛効果を期待できます。
また、5回目の施術を終えると全身の毛が薄くなってくるでしょう。自己処理の頻度も減るので、見た目もムダ処理の労力もかなり改善されますよ。
8回目ともなれば毛がほとんど生えず自己処理もほぼ不要な部位も。全身をツルツルにしたいなら10回以上の施術が理想ですが、この時点でも脱毛効果としては十分といえます。
光脱毛の施術回数と効果
| 施術回数 | 期間 | 脱毛効果 |
|---|---|---|
| 1~5回目 | 2~10か月 | 全体的にあまり大きな変化はない |
| 6~10回目 | 1年~1年7か月 | 部位によっては毛が少し薄くなり自己処理の頻度が減る |
| 11~15回目 | 1年8か月~2年5か月 | 全体的に毛が薄くなり自己処理の頻度が減る |
| 16~20回目 | 2年7か月~3年3か月 | 部位によっては毛がほとんど生えてこなくなり自己処理がほぼ不要に |
エステ脱毛で効果が出始めるのはだいたい施術10回弱。全身の毛が薄くなるのは15回目くらいです。期間にすると、1~2年半ほどかかる見込み。
光脱毛は照射の出力が医療脱毛よりも弱いため、比較するとかなりの時間がかかるのです。
全身をツルツルにしたいなら20回以上通うのが理想ですが、費用もかなり高額になります。そうなると、徹底的に脱毛したい方は医療脱毛の方が向いているかもしれませんね。
部位ごとの施術回数と効果
全身脱毛をする場合の施術回数と効果は前述した通りですが、厳密には、以下の表のように部位によって効果の出やすさは微妙に異なります。
医療脱毛であれば、効果が出やすい部位は3回目、出にくい部位は5回目くらいで効果を実感し始めるでしょう。ツルツルを目指すなら、薄くなるのが早い部位は8回目、遅い部位は10回目くらいでかなりムダ毛を薄くできるはずです!
光脱毛であれば、効果が出やすい部位は10回弱、出にくい部位は15回くらいで効果の実感を見込めます。ツルツルを目指すなら、薄くなるのが早い部位で20回弱、遅い部位で25回くらいでムダ毛をぐっと減らせるでしょう。
| 部位 | 効果の出やすさ | 薄くなるまでの期間 |
|---|---|---|
| Iライン・Oライン | 比較的出やすい | 遅い |
| Vライン | 出やすい | 比較的遅い |
| 脇 | 出やすい | 早い |
| 顔 | 出にくい | 遅い |
| 腕 | 比較的出にくい | 比較的遅い |
| 脚 | 出やすい | 早い |
| 胸・お腹・背中 | 比較的出にくい | 比較的遅い |
すぐに効果が出ない理由は毛周期
では、なぜ脱毛は施術回数を重ねる必要があるのでしょうか。これには、「毛周期」という毛の生え変わる周期が関係しています。
毛周期には、毛が生える「成長期」、毛が抜け落ちる「退行期」、毛の成長が止まる「休止期」が存在。そして、脱毛効果を実感できるのは成長期の毛。脱毛機器は毛の黒いメラニン色素に反応するため、退行期や休止期に照射しても無駄打ちになってしまうのです。
ところが、一度に生える成長期の毛は全体の15%ほど。そのため、1回脱毛をしたら、残りの毛が成長期に入るのを待って繰り返し脱毛しなければならないというわけです。

できるだけ少ない回数で脱毛したい!裏ワザを紹介!
施術回数ごとの効果はある程度予測できるとはいえ、やはりできるだけ少ない回数で効果を実感したい方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、脱毛4社に6年通っている筆者が行きついた裏ワザをご紹介!効果の高い脱毛をしたい方、必見です!
熱破壊式のアレキサンドライトレーザーかダイオードレーザーで脱毛する
何よりも真っ先にお伝えしたいのが、「効果を重視するなら医療脱毛」ということ。そして、「レーザーにこだわってほしい」ということです。
そして、筆者が最もおすすめするレーザーが熱破壊式のアレキサンドライトレーザーかダイオードレーザー!以下で詳しくご紹介していくので、早速チェックしていきましょう!
熱破壊式は毛が抜けやすい
医療脱毛のレーザーには「熱破壊式」と「蓄熱式」という方式があり、熱破壊式が毛乳頭という発毛組織に作用するのに対して、蓄熱式はバルジ領域という組織に作用します。
このうち、毛乳頭は毛の根元にある組織。そのため、熱破壊式は脱毛後にダメージを受けた毛が抜けやすく、施術回数を重ねれば毛が抜けた状態を数か月保てることも!自己処理の頻度がぐっと減りますね!
一方のバルジ領域は毛穴の比較的浅い部分にあるので、蓄熱式は脱毛後に毛が抜けにくいのです。とはいえ、バルジ領域もれっきとした発毛組織なので、脱毛効果がないわけではありませんよ。

アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーは濃い毛に効果的
医療脱毛のレーザーは、波長によっても「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「YAG(ヤグ)レーザー」に分けられます。
そして、波長の短いレーザーほど濃い毛に高い効果を見込めるのが特徴。つまり、最も濃い毛に効果的なのはアレキサンドライトレーザーですが、熱破壊式であればダイオードレーザーでも濃い毛に高い効果を期待できます。
また、複数のレーザーを同時照射できる「ブレンドタイプ」もあり、こちらも効果的ですよ。

レーザーの出力を上げられるか聞いてみる
レーザーにこだわってもまだ効果に満足できないという方は、スタッフにレーザーの出力を上げられないか聞いてみるという裏ワザも!
ただし、それにともなって痛みが強くなることもあるので、その点は理解しておきましょう。
医療脱毛レーザー以外にはこんな裏ワザも!
レーザーにこだわるほど大きく脱毛効果に影響しないものの、他にも効果アップを期待できる裏ワザがあります。
小さな心がけの積み重ねで効果が変わることもあるので、一つ一つよく確認していきましょう!
通う頻度を変えてみる
脱毛は毛が生え変わる周期に合わせて脱毛するため、施術の間隔が短すぎると脱毛効果が下がってしまいます。1か月おきなどで脱毛している方は要注意!
では、具体的にどれくらいの期間を空ければよいのかというと、最初は2か月程度。施術回数を重ねて毛の生えかわりが遅くなってきたら、3か月以上空けるのもよいでしょう。
自己処理のやり方を見直す
脱毛前には自己処理をしておく必要がありますが、毛抜きや脱毛テープで毛を抜いたりカミソリで深剃りしてしまうと効果が落ちてしまいます。これは、脱毛機器が毛の黒いメラニン色素に反応してレーザーを放出しているため。
そこでおすすめなのが、電気シェーバー。深剃りを避けられるだけでなく、肌にも負担をかけない自己処理方法ですよ。
脱毛方法やレーザーで効果が出る回数は変わる!

脱毛効果が出る回数は、医療脱毛と光脱毛で異なります。医療脱毛は光脱毛と比べてかなり少ない回数で効果を実感できるので、脱毛効果を重視する方には医療脱毛がおすすめ!
また、医療脱毛クリニックの中でも、熱破壊式のアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーを使用しているクリニックは濃い毛に対してとくに高い効果を見込めます。
他にもさまざまなポイントをおさえることで効果アップを期待できるので、今回の内容を参考にして、できるだけ少ない回数で賢く脱毛していきましょう!


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