脱毛サロンやクリニックに通わなくても自宅で手軽にムダ毛ケアできる家庭用脱毛器(光美容器)。
様々な種類があるので、どのようなものを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、そもそも他のムダ毛処理とはどう違うのか、どんな効果が期待できるのか、家庭用脱毛器(光美容器)の種類についてまとめました。
人気の家庭用脱毛器(光美容器)を含むおすすめ製品の特徴やおすすめポイント、選び方についてもご紹介するので、自宅で脱毛を始めたい人、どんな家庭用脱毛器(光美容器)がいいのか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
※この記事では、ムダ毛ケアのできる光美容器をまとめて家庭用脱毛器(光美容器)と記載してご紹介しています。
\おすすめ脱毛器/
| 脱毛器 | ケノン | ホームストラッシュ | ホームクリア |
|---|---|---|---|
| 料金(税込) | 〇 69,800円 | ◎ 58,249円 | ◎ 59,760円 |
| 分割払い(税込) | 〇 月々2,909円/24分割の場合 | ◎ 月々2,427円/24分割の場合 | ◎ 月々2,490円/24分割の場合 |
| 脱毛範囲 | ◎ VIO・顔込み | ◎ VIO・顔込み |
家庭用脱毛器(光美容器)と他の脱毛方法との比較

ムダ毛をなくす方法は様々です。
家庭用脱毛器・光美容器の他に、毛抜き、除毛クリーム、サロン、クリニックでの平均価格(商品単価、コース単価)、期間、効果、手間について比較してみましょう。
| 脱毛方法 | 価格帯 | 期間 | 効果 | 手間(※) |
|---|---|---|---|---|
| 家庭用脱毛器・光美容器 | 数万円 | 長期間 | 減毛・抑毛 | 1回の処理に数時間 |
| 毛抜き | 数百~数千円 | 長期間 | 除毛 | 1回の処理に数時間 |
| カミソリ | 数百~数千円 | 長期間 | 除毛 | 1回の処理に数十分 |
| 除毛クリーム | 数千円 | 長期間 | 除毛 | 数十分 |
| 脱毛サロン | 数十万円 | 約3年 | 減毛・抑毛 | 約1時間 |
| 医療脱毛クリニック | 数十万円 | 約1年半 | 半永久脱毛 | 約1時間 |
(※)全身の場合
比べると、金額的には毛抜きや除毛クリームが安く済む印象です。ただ手間がかかりますし、除毛だけなので、ずっと処理し続けなければいけません。
家庭用脱毛器(光美容器)は永久脱毛の効果がある?

家庭用脱毛器で得られるのは、あくまでも一時的なムダ毛ケア効果になり、継続的に使用することでムダ毛が目立たない状態を維持できます。
永久脱毛は、医療機関で扱える医療用脱毛機の高出力のレーザーで発毛組織を破壊することで得られる効果のため、家庭用脱毛器や脱毛サロンではできません。
とはいえ、家庭用脱毛器でも回数を重ねるごとにムダ毛は目立たなくなっていくので、自己処理も楽になるでしょう。月1回の照射や、数か月に1回の照射で済むこともありますよ。
永久脱毛はできませんが、家庭用脱毛器ならいつでも自宅でケアができるため、続けやすいというメリットもあります。
もし半永久脱毛の効果が欲しいなら、医療脱毛クリニックがおすすめです。施術(照射)回数や頻度だけでなく、かかる金額も大きく変わってくるので、ご自身のお財布に合った方法を選んでくださいね。
「永久脱毛」の明確な定義は日本にはなく、米国では日本の厚生労働省にあたる食品医薬品局(FDA)や、電気脱毛協会によって以下のように定義づけられています。
・脱毛の処置が完了してから1ヵ月後の毛の再生率が20%以下の状態
・3回の脱毛後、6ヶ月経過した時点で67%(3分の2)以上の毛が減っている状態
いつ頃から効果がでる?
早ければ1~3カ月の間にムダ毛が目立たなくなってきたことを実感できます。しかし、効果を実感するまでの期間は、ムダ毛の多さや濃さ、肌質など人によって異なります。
光を照射するタイプのムダ毛ケアは、毛の生え変わる「毛周期」というサイクルに合わせて照射する必要があるため、毛が肌表面に出ている成長期の毛にしか効果はありません。毎日照射すれば良いというわけではないのです。
購入したときについてくる説明書に書いてある期間を守って定期的に照射をすれば、それだけ早く効果を実感できるでしょう。
どの部位で効果でる?顔やVIOは照射OK?
家庭用脱毛器は、基本的にはムダ毛の生えている部位でしたらどこでも対応していますが、種類によっては含まれない部位がある場合も。
顔やVIO(目の周りや、Iライン、粘膜近くなど)は全身の中でも皮膚が薄くデリケートで、機器によっては照射部位に含まれません。顔とVIOも脱毛したい方は照射可能部位を確認しておきましょう。
また、出力がクリニックやサロンと比べて弱いとはいえ、VIOは痛みを感じやすいです(筆者体験談)。もし、痛みをおさえつつしっかりとVIO脱毛したいなら、麻酔が使えるクリニックで部位別のプランを契約するのもひとつの手です。VIOのみなら、10万円以下で契約できますよ。
フラッシュ式とレーザー式はどちらを選ぶべき?

自宅で脱毛ができる家庭用脱毛器(光美容器)は、主に3種類に分かれています。
- フラッシュ式
- レーザー式
- ローラー式
それぞれの脱毛器の特徴や期待できる効果を見ていきましょう。
フラッシュ式の特徴
フラッシュ式の脱毛器は、光を照射することで毛根組織にダメージを与え、発毛の働きを弱めるのが特徴です。
脱毛サロンで受けられる光脱毛と同じ原理で、家庭用脱毛器ではこのタイプが主流です。
毛の黒いメラニン色素に作用するため、濃くて太い毛を得意としており、フラッシュの光は広く照射できるので範囲の広い部位に向いています。
また、痛みが少ないので、家庭用脱毛器を初めて使用する人でも使いやすいでしょう。
レーザー式の特徴
レーザー式の脱毛器は、光を集約したレーザーで集中的に発毛組織にダメージを与え、発毛の働きを弱めるのが特徴です。
光よりもレーザーの方が深く届くため、毛根の深い毛やメラニン色素の多い毛を得意としています。レーザーと聞くと、医療脱毛を思い浮かべるかもしれませんが、家庭用脱毛器は出力が低いのでレーザー式でも永久脱毛効果はありません。
光を面で照射するフラッシュ式に対し、レーザーは点で照射するため範囲が狭く、ワキやVラインなどの狭い範囲に向いています。
ただ、痛みが強く出力の調整が難しいので、痛みを軽減する方法や出力調整に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ローラー式の特徴
ローラー式の脱毛器は、ローラーが回転することによって毛を挟んで抜くのが特徴。
フラッシュやレーザーの光のエネルギーで毛根組織に作用する方法とは違い、毛を抜くだけなので毛根組織は残ったまま。
一度に広範囲の脱毛ができるため、足や手の脱毛に向いています。ただ、毛を抜くので、かなり強い痛みがあります。
どうやるの?家庭用脱毛器(光美容器)の使い方

家庭用脱毛器(光美容器)の使い方を見ていきましょう。
自宅でのムダ毛ケアは、脱毛サロンやクリニックでの脱毛と違って自己判断。けがしている部位やホクロがある場合はどうしたらいいんだろう?とならないよう、使用前に流れを把握しておくと安心です。
使用前はシェービング
まず、脱毛前のシェービングは必須です。
毛の黒いメラニン色素に作用するため、毛が肌表面に出ている状態で照射をすると、ヤケドの恐れがあります。
そのため、照射する部分は予めシェービングしておきましょう。
シェービングで使うのは電気シェーバーがおすすめです。カミソリでは肌表面も削ってしまい傷つけてしまうことがあり、その上で照射をすると肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
電気シェーバーなら刃がガードされているため毛だけをカットするので、肌を傷つける心配も少ないです。
また、毛抜きや除毛クリームは毛穴の毛も無くしてしまい、照射しても効果が得られないため避けましょう。
使用中は各脱毛器の説明書に沿って照射
脱毛器によっては、事前に肌に塗布するものや、目を守るゴーグルがついてくるものがあります。
また説明書にはどういった手順でレベルを調節するか、どんな段階でレベルを上げていくかなど、使い方が記載されています。どのくらいの期間をあけて照射すべきかも書いてあるので、特に使い始めは使用頻度を守るようにしましょう。
ムダ毛が目立たなくなる効果をしっかり実感するためにも、ご自身が購入した脱毛器の説明書を読んでから照射してくださいね。
使用後は冷却・保湿
ムダ毛ケアは熱を照射するため、照射後の肌は熱を持っている状態。少なからず肌に負担をかけてしまいます。
そのため、使用前後はしっかり冷やして保湿するようにしましょう。
照射時の痛みを軽減したい方は、照射前に保冷剤で冷やすと肌表面が一時的に麻痺するため痛みを軽減できますよ。
家庭用脱毛器(光美容器)を使うときの注意点!

家庭用脱毛器(光美容器)を使うときは、サロンやクリニックで脱毛するときと同じように、肌の状態に気を付けなければいけません。
いくら家庭用で威力が減っているとはいえ、油断していると肌トラブルを招いてしまうかもしれません。肌トラブルを避けるためにも、使用するうえで注意してほしい点を解説します。
生理の時など肌が弱くなっているときは注意
生理中は肌が敏感になっているため、使用はやめておきましょう。
また、体調の悪いときや肌の状態が悪い時に使うと痛みを感じやすくなったり、いつもと同じ照射レベルでも肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
ムダ毛ケアをするときは体調がよく肌の状態が安定している時に使用してください。
日焼け・体温に注意
使用前後の日焼けには注意してください。
日焼けをすると肌内部に熱がこもっているため、水分が蒸発して乾燥しやすくなっています。このような状態で照射すると肌トラブルを起こしやすくなります。
当日は体温が上がるような、入浴、サウナ、運動なども控えた方がよいでしょう。
また、脱毛器はメラニン色素に反応するため、日焼け後は肌の状態が落ち着くまで避けてください。
照射後も肌が敏感な状態になっているので、2週間は保湿と日焼け対策を徹底し、使用した箇所が日に当たらないようにガードしましょう。
使用頻度に注意
ムダ毛ケアは毛の生え変わる毛周期に合わせて照射をすることで、効果を実感できます。
使用頻度は脱毛器の種類や脱毛方法によって変わり、基本的に数日に1回の照射からはじめ、2か月に1回などの頻度になっていきます。
やりすぎても効果を早く実感できるわけではなく、肌に悪影響なので、使用前には必ず説明書を読み使用頻度は守って使うようにしましょう。
まとめ
家庭用脱毛器(光美容器)についてご紹介してきました。
自宅にいながら自分の好きなタイミングでムダ毛ケアができるのが、家庭用脱毛器(光美容器)の最大のメリットです。
脱毛方法の種類や家庭用脱毛器(光美容器)の違い、特徴を知ることで、自分に合ったケアができるでしょう。



コメント